EMS(欧州通貨制度)

【European Monetary System】
欧州通貨統合をめざして創設されたEC(欧州共同体,<現在>EU)の通貨制度のこと。

1979年に発足し、EMS参加各国間でそれぞれ2国間中心レートを設定し、為替関係の変動をこの中心レートの上下一定範囲内(当初は上下2.25%,後に15%に拡大)にとどめることが原則。この仕組みをERM(Exchange Rate Mechanism)と称し、ERMにもとづいて構成される2国間中心レートの体系をパリティ・グリッドと呼ぶ。

要するに、変動幅を固定された2国間通貨関係のマトリックスによって成り立っている一種の固定為替相場制度のこと。