買入消却
すでに発行済みの債権を発行者が時価で買い入れ、廃棄・消滅させること。償還と同様の効果がある。
買入消却は、流通市場あるいは相対取引によって、そのときの金融情勢や自己の資金繰りを勘案して行う。
発行企業側のメリットとして、
@買入価額が発行価額よりも低いことが通常なので、返済資金が発行に
より調達した資金よりも少なく済み、買入れによって差額が収益となる
こと
A資産・負債が減少することで、財務諸比率(自己資本比率・負債比率等
)が向上し、その結果、市場からの評価が上がり、株価の上昇につなが
ること
などがある。
発行者の一方的な意思によって行われる繰上償還とは違い、債権の保有者が買取に応じるかどうかは自由。