現先取引

【gensaki transactions】
一定期間後に一定の価格で同じ銘柄を売り戻すまたは買い戻すことを、予め約定した債券売買取引のこと。
契約上は債券売買の形式をとってはいるが、実際には債券を担保とした短期の資金取引。
つまり、売戻し条件付の債券買入れ(買い現先)は余裕資金の運用で、買戻し条件付の債券売却(売り現先)は短期の資金調達になる。

1972〜73年の過剰流動性期から急速に拡大して、一般の事業会社も参加するようになった。そしてさらには、国債大量発行によって証券会社の在庫金融機能の強化が必要となったため、1976年3月に大蔵省は、「債券の条件付売買の取扱について」という通達を出し、現先市場を認知するとともに、売買契約書の作成や対象有価証券、約定単価、期間などについての取り決めを作成した。