時価発行(増資)
有償による新株発行に際し、発行(払込)価格を額面価格にはしないで、流通市場での時価を基準にした価格で発行すること。
発行価格を額面価格とする「額面発行」と、発行価格を時価と額面価格の間とにする「中間発行」とがあり、発行者側にとっては、時価発行の場合、額面発行に比べて少ない発行株式数で所要資金を調達することができ、1株当り利益の希薄化を抑えるという利点がある。
日本では、1969年1月、最初に時価発行による増資を行ったのは日本楽器である。
さらに、日本の商法では、新株の発行価格を額面価格よりも低い金額で設定することは認められていない。