バルクセール
【bulk sale】
単体では評価の難しい資産や債権をまとめて集合体にすることで値段をつけやすくし、さらにそれを売切り方式で一括売却すること。
1989年設立のアメリカRTC(整理信託公社)が、破綻S&L(貯蓄貸付組合)の保有していた資産や債権を迅速に処理・換価するために、バルクセールを公開入札方式で頻繁に実施したことから、アメリカでは不良債権処理を図る民間金融機関も追随して実施しており、注目を集めた。
日本では、1997年頃から民間金融機関による不良債権売却がスタートして、不良債権の処理を急ぐ政府の方針を受けて、急速にマーケット規模を膨らませていると言われている。
民間金融機関による不良債権売却は、当初は相対方式であったが、最近では入札方式も多くとられるようになってきて、2001年の金融再生法改正による整理回収機構(RCC)の資産買取規定の拡充の際も、RCCによる金融機関の入札方式への参加が規定されるまでになっている。