マネーサプライコントロール

【money supply control】
マネーサプライを金融政策の中間目標にして中央銀行が誘導すること。

金融政策の効果波及経路は通常、「政策手段」→「操作目標→中間目標→最終目標」の順序でつけられるが、1970年代以降では、各国で中間目標としてマネーサプライが採用されてきた。

インターバンク市場金利等の操作目標が中間目標であるマネーサプライに影響を及ぼす経路として、
@現金・預金の保有機会費用変化が金融機関の貸出行動や預金者
  のポートフォリオ選択に影響するルート(たとえば金利上昇時には、
  市場性金利資産に比べて規制金利預金の利回りが相対的に不利
  となり、預金がマネーサプライ外資産へシフトする)
A企業の投資行動や個人の支出行動など、実体経済に直接作用する
  ルート
の2つの経路があげられる。

日本でもマネーサプライは金融政策運営上、重要な指標となっている。