ロンバートレート
【lombard rate】
以前、ドイツ連邦準備銀行(ブンデスバンク)が政策金利の1つの方法として用いた広義の公定歩合の一種のこと。
金融機関がブンデスバンクから再割引信用を受ける際に適用される金利を再割引歩合というのに対して、債券などを担保とするロンバート貸付に適用される金利をロンバートレートという。再割引歩合よりも少し高めの水準に設定されている。
一般的に金融機関は、市場での資金調達や運用を行いつつ、いざとなればロンバート貸付を利用する選択肢を持っているため、ロンバートレートは通常、銀行間市場金利の上限として機能することになる。
なお、日本銀行は2001年2月に、適格担保を保有する金融機関の求めに応じて、公定歩合で自動的に貸付を行うロンバート型貸付制度を補完貸付制度として導入した。
これによって、従来の公定歩合は事実上コールレートの上限を画する機能を果たすこととなった。
アメリカの連邦準備制度(FRS)も2003年1月から同様の制度を導入している。